補聴器の雑音がうるさい原因とは?使い心地をアップするための対処法を解説

補聴器の雑音がうるさい原因とは?使い心地をアップするための対処法を解説

補聴器の使いはじめは雑音を感じやすい

補聴器は、装用するとただちに聞こえ方が改善されるわけではなく、使いはじめは「雑音が聞こえる」「自分の声の聞こえ方が気になる」といった不調が少なくありません。
また、これまで聞こえづらかった音が急にクリアに聞こえるようになるため、「うるさい」と感じる場合もあるでしょう。

音を音として認識する器官は耳ではなく脳なので、新しい聞こえ方に慣れるまでには、ある程度時間がかかります。購入したばかりの補聴器で雑音を感じたとしても、「もう故障している?」と不安になる必要はありません。少しずつ慣らしていくことが大切です。

補聴器に備わっている機能

補聴器には、雑音やハウリングを抑えるためのさまざまな機能が搭載されています。補聴器をより快適に使用するために、それぞれの機能を把握しておきましょう。

1.雑音抑制機能

騒がしい場所での騒音を抑える機能です。騒音と会話音の性質の違いを認識し、音声は大きく、騒音は小さくしてくれます。
ただし、騒音のなかには「電車の踏切の音」や「車のクラクション」など、危険を知らせる音も含まれるため、すべての騒音をカットすることは難しいでしょう。

雑音抑制機能は下記の様な種類があります。

風雑音抑制機能

自転車の走行中や風の強い日など、補聴器のマイクに強い風が当たることで聞こえる「ボー」という音を抑制する機能です。

突発音抑制機能

パソコンのキーボードを叩く音や、食器を重ねるときの音など、不快な衝撃音を抑制する機能です。
日常生活で不便のないように、必要な環境音や会話音は聞こえるよう設計されています。

2.ハウリング抑制機能

レシーバーから出た音をマイクが拾い、増幅してレシーバーから発し、それをまたマイクが拾って増幅するという繰り返しによって発生する現象を、「ハウリング」と呼びます。
補聴器から「ピーピー」という音が聞こえるときは、ハウリングが起きている可能性があるでしょう。

ハウリング抑制機能には、逆位相方式と周波数シフト方式の2種類があります。

逆位相方式 ハウリングと逆の波形をつくりだし、相殺する方式
周波数シフト方式 ハウリングが起こっている周波数帯をシフトし、増幅を防ぐ方式

補聴器にうるさい雑音が入る原因

補聴器に雑音が入る主な原因としては、次の3つが考えられます。

・調整(フィッティング)ができていない
・静かな状態に慣れている
・補聴器が故障している

それぞれの原因について、以下で詳しく解説します。

調整(フィッティング)ができていない

補聴器は眼鏡のように、使用者に合わせた調整(フィッティング)を前提とした機器です。調整(フィッティング)がうまくできていないと、うるさい雑音が聞こえて不快に感じる可能性が高いでしょう。

とくに、オーダーメイドではなく既製品を使用する場合は、購入後の調整(フィッティング)が重要です。

静かな状態に慣れている

音が聞こえにくい状態が続くと、脳は次第にその状態に慣れていきます。すると、「音があまり聞こえない状態」が当たり前になっており、生活音や衝撃音に過敏になっている可能性があります。

その状態で補聴器をつけると、音を認識する脳がうるさいと感じる場合もあります。

補聴器が故障している

補聴器の故障により、雑音が発生することもあります。とくに、同じ補聴器を長年使用している場合は、経年劣化による故障が疑われるでしょう。また、まれではありますが、初期不良の可能性もあります。

故障が疑われる場合は、メーカーや購入した店舗などに問い合わせて点検・修理を依頼してください。

補聴器の雑音を改善する方法

補聴器のうるさい雑音を改善する基本的な方法としては、次の3つがあります。

再調整する

補聴器の効果を上げるためには、調整(フィッティング)が不可欠です。環境の違いによって音の聞こえ方が異なる場合もあるため、使いはじめてからも微調整が欠かせません。

補聴器の雑音が気になる場合は、メーカーや購入した店舗などに再調整を依頼しましょう。

補聴器に慣れる

補聴器から聞こえる音は、耳で直接聞くのとは異なる新しい音です。そのため、音があまり聞こえない状態が長く続くと、再度聞こえる状態に慣れるまで時間がかかってしまう場合もあります。

まずは静かな場所で短時間から使用し、だんだんとにぎやかな場所での使用に慣れていくとよいでしょう。

自分に合う補聴器を選ぶ

補聴器にはさまざまな種類があるので、自分に合う補聴器を選ぶことも大切です。自分の聞こえ方に合わせて、機能を確認しながら製品を選びましょう。

雑音が気になるなら、雑音抑制機能が搭載されているタイプがおすすめです。

【雑音の種類別】補聴器に雑音が入る原因と対策

ここからは、補聴器から聞こえる雑音の種類別に、原因と対策を紹介します。

環境音が入る原因と対策

パソコンやエアコン、家事などの環境音が気になる場合、補聴器に慣れていないことが原因の可能性が高いでしょう。
メーカーや購入した店舗に依頼すれば、環境音に近い音域だけボリュームを下げるように調整(フィッティング)することも可能です。ただし、同じ音域の音量がすべて下がってしまうため、かえって不便を感じる場合もあるでしょう。

「環境音が聞こえることは当たり前」と脳が認識できるようになるまで、根気強く使い続けることも大切です。

ハウリングの原因と対策

補補聴器から「ピーピー」という雑音が聴こえる場合は、ハウリングが起きている可能性があります。

ハウリングは耳せんにすき間が多いと起こりやすいとされているため、まずは自分に合うサイズの耳せんを選ぶことが大切です。
それでも改善しない場合は、耳せんや補聴器が耳の形に合っていない可能性もあるので、オーダーメイド補聴器を検討しましょう。

マイクノイズの原因と対策

マイクノイズとは、補聴器のマイクが発する小さな音を拾ってしまう現象です。マイクノイズは、軽度難聴の人が補聴器を使用する場合に感じやすいとされています。

マイクノイズが気になる場合は、補聴器の調整(フィッティング)が必要なケースが多いでしょう。マイクノイズを完全にゼロにすることは難しいため、ある程度は慣れることも大切です。

電話口の雑音の原因と対策

電話口で雑音が聞こえる場合は、ハウリングが起きている可能性があります。
また、騒がしい場所にいることで環境音が増幅されてしまっているケースや、補聴器の形状や電話の持ち方によりハウリングなどが発生しているケースなども考えられるでしょう。

ハウリングが原因である場合は、まずはサイズの合う耳せんを選ぶことが大切です。周囲の騒音が原因の場合にはなるべく静かな場所へ移動しましょう。
また、補聴器の形状や電話の持ち方が原因の場合は、形状を選びなおしたり、電話の持ち方を工夫してみると良いでしょう。

補聴器の雑音を改善するために注意したいポイント

補聴器の雑音を改善するためには、以下のポイントに注意しましょう。

根気強く使い続けることも大切

補聴器を快適に使用するためには、調整(フィッティング)を繰り返しながら使い続けることも大切です。
はじめのうちは音の聴こえ方に慣れず、かえって煩わしく感じることも多いためです。繰り返し装用しているうちに、脳が慣れ、聞こえ方への違和感も緩和されていきます。

使い心地が悪くても諦めず、専門家のサポートを受けながら根気強く使い続けましょう。

定期点検・メンテナンスも重要

補聴器の雑音は、補聴器本体の不調が原因で起こっている可能性もあります。
補聴器は精密機器なので、雑音をはじめとする不具合を防止・改善するためには、適切なメンテナンスが欠かせません。メーカーや購入した店舗に相談しながら、定期的な点検とメンテナンスを実施しましょう。

また、湿気を避ける、こまめに掃除をするなど、自宅でのメンテナンスを習慣にすることも大切です。

まとめ

補聴器の雑音がうるさいと感じる場合は、「調整(フィッティング)が不十分」「補聴器の聞こえ方に脳が慣れていない」などの原因が考えられます。
とくに購入したばかりの補聴器を装用すると、これまで聞こえづらかった音が急にクリアになり、脳がうるさいと認識する場合があります。
一方、同じ補聴器を長年使用している場合は故障が疑われるので、メーカーや購入した店舗に相談してみるとよいでしょう。

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